Q 4-25.
外用薬の吸収と作用:一般論

外用薬では、血中濃度は、どう変動するでしょうか?
A 4-25.
外用薬は、溶液(ローション)、クリーム、軟膏、テープ、パッチなどの形の製剤で使用されます。
外用薬は、皮膚から吸収されます。
ヒトの皮膚は、いろんな薬をよく吸収します。
皮膚に塗られた薬は、皮膚の毛細血管から血液に入ります。 あるいは、真皮層でリンパ流に入ります。 その後、薬は直接、体循環に入ります。
このように、皮膚から吸収された薬は、全身に分配される前に、肝臓で代謝や不活性化を受けることはありません。
皮膚に塗布された薬物の血中濃度は、通常15〜30分後に、治療レベルまで上昇します。 薬の剤型や分子量によって、吸収時間に違いがあります。
人間の皮膚は、皮膚が濡れたままの状態で、薬をよく吸収します。 皮膚が乾燥すると、外用薬の吸収も止まります。
頭皮の表面に薬が残ると、後で、その部分の皮膚に、接触性皮膚炎の炎症が起こる原因になる可能性があります。
粘着テープやパッチの形の薬は、テープが皮膚に貼り付けられている間、12〜14時間、安定した血中濃度を維持します。
何らかの不都合な事情があって、外用薬をやめたい場合は、溶液や軟膏を拭き取るか、テープをはがせば、薬の吸収を止めることができます。
薬の血中濃度は、その後、まもなく下がります。










