Q 3-18.
出産後の休止期脱毛

出産後に、髪がどっと抜けて、薄毛になるのは、なぜでしょうか?
A 3-18.
分娩後の女性では、抜け毛が増えます。
妊娠中に増加した髪の密度は、出産後に減少して、出産後1年目ころに、再びもとの髪の濃さにもどります。
産後の脱毛は、「出産後脱毛症」、または、「出産後の休止期脱毛症」と呼ばれます。 多くの女性は、出産後の数ケ月間、過度の抜け毛に悩まされます。
成長期の髪の割合は、分娩後に急速に減少し、それに応じて、休止期の髪の割合が増えるからです。
出産後の脱毛は、出産後1ヶ月以内から4ヶ月以内に始まります。
この脱毛期間は、通常6ヶ月未満です。
ときには、1年間近く続く場合もあります。
甲状腺ホルモンを内服しても、あるいは、エストロゲンとプロゲステロンの溶液を頭皮に塗っても、出産後の脱毛症は改善しません。
大多数の女性で、髪の密度は、出産後1年以内に妊娠前の濃さに戻ります。
もともと、女性型脱毛症(女性のAGA)(FAGA)の体質が潜んでいた女性では、産後の薄毛が、妊娠前の状態に戻らない場合もあります。
出産後の脱毛症が気になる女性では、出産予定日の1〜2か月前から、ミノキシジル液の塗布を再開しても良いだろうと、著者は考えています。
髪の成長が遅いので、ミノキシジル液の塗布を開始したのちに、目に見える効果が確認できるまでに、数ケ月以上かかるからです。
妊娠後期の安定した時期では、女性が、ミノキシジル溶液を塗布することは安全です。
ですから、女性は、出産予定日の数ヶ月前からミノキシジル液の塗布を再開してもよいと、著者は考えています。










