ミノキシジル:よくあるご質問とお答え(第3部)

Q 3-17.
ホルモン避妊薬とホルモン補充療法:文献考察

経口避妊薬や低用量ピルの内服と、脱毛症は関係がありますか?

A 3-17.

びまん性脱毛症は、経口避妊薬を中止した後の女性で、時々、起こります。

他には、ホルモン避妊薬や、ホルモン補充療法を継続している女性でも脱毛症がみられることがあります。

休止期脱毛症に関しても、経口避妊を中止した後の女性で、脱毛症の発生率が高くなった例が報告されています。

避妊後の脱毛症は、出産後の脱毛症に似ているかもしれませんが、プロセスの詳細はまだわかっていません。

ヘアサイクルに対する経口避妊薬の影響については、いろんな研究がありますが、結果は、まちまちでした。

経口避妊薬を使用中の脱毛症に関しては、避妊薬の中のプロゲステロンに、中程度のアンドロゲン作用があるからです。

このことは、もともと女性型脱毛症の可能性がある体質を潜在的に持っていた患者さんが、ピルによって、その男性型脱毛症の体質を悪化させる可能性があることを示唆しています。

いくつかの研究では、アンドロゲン経口避妊薬が、ホルモン結合グロブリンを減少させ、遊離テストステロンを増加させることが報告されています。

他の研究では、経口避妊薬を開始した初期の数ケ月間に、一部の女性で、休止期脱毛の割合が増加したことが報告されています。

一部の女性たちでは、ホルモン避妊薬で脱毛症になった結果、薬の使用を中止した症例もありました。

一部の薬物によるホルモン補充療法では、アンドロゲン効果が高くなった可能性が指摘されています。

他の薬物には、アンドロゲン効果が低くなると予想されるものもあります。

プロゲステロンのアンドロゲン効果に関しては、最も効果が低い製剤から、最もアンドロゲン効果が高い製剤まで、製品の違いによって、かなりの幅の変動がみられます。

アメリカの食品医薬品局(FDA)は、アンドロゲン効果が最も低い、いくつかのホルモン避妊薬を承認しています。

出産後の脱毛症の発生率も、人によってまちまちです。

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