育毛剤:ミノキシジル

ミノキシジルの反応の個人差


つまり、この酵素の活性値の差で、ミノキシジルによって髪が濃くなりやすい体質の方と、濃くなりにくい方の、体質の差が分かれるのです。この体質は生涯変わりません。
一般的に、ある薬に良く反応する体質の方をリスポンダー(responder)といいます。反応しにくい方をノン・リスポンダー(non-responder)といいます。

ミノキシジルの反応


毛根の細胞の特殊な酵素であるminoxidil sulfotransferaseの活性値を測れば、自分の体質が、responderかnon-responderかわかります。これは体質を知るための検査なので、一生に一回の検査で十分です。そして、その検査方法も、理論的にわかっています。ただ、その検査が誰でも一般的に受けられるように実用化されていないのです。
筆者も、あるアメリカの皮膚科教授に頼まれて、日本の企業で、この検査を実用化してくれる会社を以前に探したことがありますが、アメリカでも日本でも、設備投資に見合った需要が見込めないとの判断で、採算が取れない検査を請け負ってくれる会社が見つかりませんでした。ですから、残念ながら、理論的には可能でも、実際には検査が受けられない現状なのです。

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