ミノキシジル錠の副作用:内服してはいけない人

薬の名前と量を覚えましょう

頭髪クリニックで薬を処方してもらう場合、何の薬か、それぞれの薬の名前と含有量を聞いて、覚えてください。

自分の飲んでいる薬の名前と量を知らない方が、意外に多いです。それでは、いけません。
薬の名前だけでなく、何mgの錠剤か、薬の量も覚えてください。

ほかの病気で病院を受診したときに、飲んでいる薬の名前と量を、担当医に正しく伝えることは、とても重要なことです。

ミノキシジル錠:まとめ

今日のまとめです。
もともと循環器系の持病がある方々で、現在ミノキシジル錠を内服している方は、すぐに、ミノタブの内服を止めてください。

自覚症状で、「胸の痛み」、「脈がとぶ」、「動悸や不整脈」、「肩で息をしている」などの症状がある方や、「狭心症と診断された」ことがある方は、ミノキシジル錠の内服は、最初から試みないでください。

そして、気になる症状があれば、循環器の専門医に相談しましょう。

ミノキシジル錠の副作用が疑われる場合は、循環器専門の施設で、胸部レントゲン、心電図、心エコー、心臓カテーテル、冠動脈造影などの検査を受けましょう。

もし異常が見つかれば、正しい診断と、適切な治療を受けることが大切です。

場合によっては、緊急の心臓カテーテル治療や、心臓手術が必要かも知れません。

薬は安全に使いましょう

ミノキシジルは、原則として、外用薬として頭皮に塗って使うのが安全です。
外用なら、かぶれの副作用に注意しながら、長年使っても問題ありません。
外用薬として使う限り、ミノキシジルは、どなたにも、安全に使える育毛剤と言えます。

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