ミトコンドリアが若返る (1)
運動-3

まとめ
運動の本質は、1Gの重力刺激です。
適度の運動刺激により、ミトコンドリアが若返り、長寿遺伝子にスイッチが入ります。
解説
運動の習慣を、日ごろから心がけましょう。
運動による健康効果の本質は、1G (gravity 重力)の刺激です。
着地のたびにかかとに加わる1Gの重力刺激が、体に伝わることで、全身の細胞のミトコンドリアが刺激されます。
階段を歩いて降りるだけでも、ジョギングと同じくらいの効果があります。階段を降りるときには、1ステップごとに、1Gの重力刺激が、かかとから全身に伝わります。 その結果、かかとの骨だけでなく全身の骨が強くなり、血圧が下がり、その他の内分泌ホルモンのバランスも改善します。
階段を上がるときよりも、降りるときのほうが、全身の細胞のミトコンドリアが刺激されます。 階段を上がるときはエスカレーターに乗っても構いません。
降りるときには、1段ごとにかかとをドシンドシンとしっかり踏みしめて、ぜひ、階段を歩いて降りましょう。
適度な1Gの運動刺激を、しっかり加えることにより、長寿遺伝子にスイッチが入ります。
いま世界の医学会で、有酸素運動の効果が高く評価されています。
ただし、運動のやり過ぎは、体に良くありません。 ヒトの体は、それほど頑丈にできていません。
激しい過度な運動を長年続けると、やがて膝や肘、肩や腰を壊しますので、無理な運動は避けてください。
ミトコンドリアを若返らせよう (2)
食事制限、1日2食

まとめ
食事を1日2食にするプチ断食の飢餓刺激は、ミトコンドリアを増やして若返らせる有効な刺激です。
解説
プチ断食の飢餓刺激や食事制限を、日中に一度だけでも行えば、ミトコンドリアの数を増やす有効な刺激になります。 そのあとの食事で、たくさん食べても構いません。
本来、食事は1日2食が適当な量です。 1日3食は食べ過ぎです。
人類の歴史の中で、古代の狩猟生活の頃は、飲まず食わずの不安定な食生活でした。
農耕生活が定着してから1日2食の習慣が長く続いていました。 欧米では18世紀~19世紀のはじめ頃までは、1日2食の習慣が一般的でした。
近代以降、農工業の発達にともない労働時間が長くなり、昼食を食べる3食文化が広まりました。
1910年にトーマス・エジソンがトースターを発明して売り出したとき、エジソンは自分のトースターを売るために、「朝食を食べたほうが健康のためによい」と宣伝して、1日3食の習慣をアメリカで広めたそうです。
日本でも、古代から中世までは1日2食が普通でした。 日に3食の習慣は、江戸時代中期の元禄期からのようで、文化文政の頃から1日3食を楽しむ文化が広まったようです。
現代でも、1日2食の食事制限は、2型糖尿病や生活習慣病を改善する良い効果があります。
毎回の食事も、満腹まで食べないで、空腹を感じない程度でやめましょう。
毎日3回の食事で飽食を続けると、ミトコンドリアがサボるので、ミトコンドリアの機能が低下しやすくなります。
夕食を軽くすると、健康寿命が延びるでしょう。
ミトコンドリアを若返らせよう (2)
食事制限、腹6分

まとめ
健康長寿の秘訣は、腹6分の食事と、毎日のお茶です。
解説
一般的に、女性は男性よりも長生きです。 老健(介護老人保健施設)、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)、老人ホーム(特別養護老人ホームなど)などの「高齢者施設」に行ってみると、80歳~90歳を過ぎても元気な入居者の方々は、ほとんど女性ばかりです。
女性は男性よりも体力が劣っていると思われがちですが、実は、女性は「省エネ」で、ゆっくりペースで生きているので、「体力温存」して賢明な生き方をしているとも言えるのです。
生物学的にも、女性の体は男性よりも強く優れているので、女性は男性よりも長生きです。 女性の健康は、女性ホルモンによって守られています。
一般的に、男性は女性よりも短命です。 80歳~90歳以上になっても生きている男性は少数です。 しかも、たとえ生きていても、男性の超高齢者が外出する時は、たいてい車椅子か杖歩行です。
男性で、90歳代後半になっても、杖なしで直立歩行できる方はまれです。
あるとき、そんな男性患者さんにお目にかかる機会がありました。
その方のお話では、健康長寿の秘訣は、腹8分ではなくて、腹6分の食事と、毎日のお茶だそうです。
食事の量は、腹6分が理想です。
腹いっぱい食べない。 まだ食べられると思う程度で、やめる。 そして、毎日、お茶を飲む。 これが、健康長寿の秘訣のようです。










