Q 2-3.
ミノキシジルによる治療を開始するのに、最適な時期はいつですか?

ミノキシジルによる薄毛の治療は、何歳から始めたほうがいいですか? 10代や20代からでは早すぎますか?
頭皮に塗るミノキシジル液の効果を、最大にしたい場合、ミノキシジル溶液を頭に塗る治療は、髪が薄くなる前から、予防的に始めたほうがいいですか?
それとも、薄毛が気になり始めてから、使ったほうが、いいですか?
あるいは、髪がかなり薄くなってから、使い始めたほうが、いいですか?
A 2-3.
育毛剤の開始時期:
この質問に対する、正解はありません。 ミノキシジルによる治療を開始するのに、最も効果がある年齢に関しては、共通の見解はありません。
著者の意見では、薄毛が気になり始めたときが、育毛薬を始めるのに最適な時期といえます。
「いま、でしょ!」が答えです。
どの年齢でもかまいません!
男性も女性も、できれば年齢が若いうちから、予防的に、育毛薬を使い始めたほうが良いと、著者は考えています。
高齢者になって、細くなった髪を育毛剤で太くするのには限界があります。
それよりも、若い世代の太い髪を育毛剤で維持する方が、容易で、しかも、効果的だからです。
フィナステリドの効果:
たとえば、薄毛治療に最も効果がある育毛剤のひとつである、フィナステリドを例にご説明しましょう。
アジア人の場合、フィナステリドは髪の直径を平均10%太くするという医学研究の結果があります。
髪の密度は直径の二乗に比例するので、この場合、計算上では、フィナステリドの効果によりアジア人の髪の密度は平均約20%増加します。
1.1×1.1=1.21だから10%増加の二乗は20%増加になるのです。
正常の髪(終毛)の直径は75〜80ミクロン(マイクロメートル)なので、フィナステリドの効果で髪の直径は平均83〜88ミクロンまで太くなることになります。 約90ミクロンちかい直径の髪は、肉眼ではとても太い剛毛に見えます。
その後も、この剛毛を維持出来たら、なんとうれしいことでしょう。 これは、育毛剤の効果としては、大成功と言えます。
一方、うぶ毛の直径は30ミクロン以下なので、たとえば、直径が10〜20ミクロンのうぶ毛になってから、この育毛剤を使って髪の直径が10%太くなっても、11~22ミクロンの太さに変わるだけです。
これでは、育毛剤が効いたとしても、見た目の髪の濃さはほとんど変わりません。
育毛剤が効いているのに、自分では効いていないと感じてしまいます。
これでは、意味がありません。
つまり、薄毛の初期段階で髪を太くして、その太い髪を長期間維持することは、薄毛が進行したあとで細くなった髪を太くするよりも、はるかに効果的で現実的なのです。
うぶ毛まで細くなった髪は、たとえ、どんなに育毛薬がよく効いても、正常の太い髪にもどるわけではありません。
育毛剤は、フィナステリドもミノキシジルも、年齢の若いうちから使い始めて、生涯使い続けたほうが、その効果を楽しめるでしょう。










