ミノキシジル:よくあるご質問とお答え(第2部)

Q 2-9.
抜毛症。 髪は永遠に生え替わりますか?

髪が抜けても、同じ毛周期で、永遠に生え替わりますか?

髪は抜いても永遠に生え続けますか?

A 2-9.

精神的なストレスを発散するために、繰り返し髪を抜く方がいます。

これは「抜毛癖」、あるいは、「抜毛症」と呼ばれる、心理的な病気です。

この病気は、主に、10代の、若い女の子に多くみられる傾向があります。 精神的なストレスが原因と言われています。

習慣的に、無意識に、つい、髪を抜いてしまいます。 机の上に髪が山盛りになるまで、手が止まりません。

しかし、髪を抜き続けていると、やがて、髪は、生えてこなくなります。 あとで後悔しても、失われた髪はもとに戻りません。

ヘアサイクルによって、髪が生え替わる回数は、生涯で決まっています。 髪は永久に生え続けるわけではないのです。

頭髪を抜き続けていると、そのうち、髪が生え替わる限界の回数をこえてしまいます。 そうなると、正常の太い髪は、もう生えてこなくなり、細くて短いうぶ毛だけが生えた状態になります。

細い髪だけがまばらに生えている脱毛状態になると、患者さんは、限局性の脱毛症に苦しむことになります。

抜毛症の治療:

抜毛症の患者さんの脱毛領域をもとに戻す治療法はあります。 それは、植毛手術のみです。

抜毛症による脱毛は、唯一、植毛で治療できます。

しかし、すべての抜毛症を、植毛手術で治せるわけではありません。

抜毛症の患者さんは、前頭部や側面部の毛だけでなく、後頭部の毛も多数抜いて、髪がなくなっている場合がよくあります。

後頭部のドナーの髪が少なくて、ドナーの量が足りないと、十分な植毛治療もできなくなります。

さらに、抜毛症の患者さんは、せっかく植毛して髪が生えてきても、その移植毛も抜いてしまう傾向があります。 つい、無意識のうちに、手が伸びてしまうのです。 泣いても、失われた髪はもとに戻りません。

ドナー量の不足と、抜毛癖の再発があるので、抜毛症の患者さんを植毛手術で治療することは困難な場合が多いです。

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