腸内細菌叢
はじめに (1)

まとめ
肺や腸は、体内にありながら常に外界と接触しています。
外界の細菌やウイルスなどのさまざまな病原体が体に侵入してくる際には、皮膚か肺か腸管が、最初の入り口になります。
解説
ヒトや動物の体では、肺や腸は、体内にありながら常に外界と接触してその影響を受けています。
呼吸器の内面は、空気の出入りによって外界と接触しています。 消化管も、通過する食物によって外界と常に接触しています。 ですから、呼吸器官も消化管も外界と同じように無菌状態ではないと、医学的には考えます。
地球上のどの場所も無菌状態ではなく、いろいろな細菌やウイルスをはじめ、さまざまな病原体があふれています。
外界の細菌やウイルスなど、さまざまな病原体が体に侵入してくる際には、皮膚か肺か腸管が、最初の入り口になります。
以前は、肺の末梢組織の下気道は無菌だと思われていましたが、2013~2014年以降の研究で、肺の下気道には、細菌、ウイルス、真菌など、たくさんの微生物が常在していることが分かってきました。
腸内細菌叢
はじめに (2)

まとめ
ヒトや動物の腸の内面に生息しているたくさんの細菌は「腸内細菌叢」と呼ばれます。 これは、宿主動物にとって、なくてはならない重要な存在です。
解説
われわれの皮膚の表面や腸の内面には、たくさんの細菌が住んでいます。 実は、これらの菌は単なる雑菌ではありません。
とくに、ヒトや動物の腸の内面に生息している善玉菌は、「腸内細菌叢」と言われて、宿主動物にとって、なくてはならない重要な存在です。
腸内細菌叢
体の免疫系

まとめ
腸内細菌叢は、外界からの有害な侵入者から生命を守るために、皮膚や肺や腸管には、リンパ組織や免疫組織が特別に発達しています。また、悪い病原菌の侵入を防ぐために、皮膚の表面や腸の内面にはたくさんの細菌が住んで、バリア機能になっています。
腸内細菌叢は、宿主動物の健康のために、なくてはならない重要な存在です。
善玉菌で病気と認知症を予防して、健康長寿ライフを目指しましょう。
解説
さまざまな病原体から体を守るために、肺の組織や腸管の壁には、リンパ組織や免疫組織が特別に発達しています。 外界からの有害な侵入者から生命を守るために、皮膚や肺や腸管は、最初のとりでとしてのバリア機能の役割を担当しています。
免疫系を担当する細胞以外にも、悪い病原菌の侵入を防ぐために、皮膚の表面や腸の内面にはたくさんの細菌が住んでいます。
もし、皮膚や腸が無菌状態だったら、免疫機構やアレルギー反応が機能できなくて、感染やアレルギーに弱い虚弱な体質になります。
善玉菌で病気と認知症を予防して、健康長寿ライフを目指しましょう。











