体内のバイオフィルム

まとめ
バイオフィルムの中には、免疫細胞や抗生物質は入れません。 バイオフィルムの中の細菌は免疫細胞や抗生物質では死にません。
消毒液も無効です。 バイオフィルムは100℃の加熱処理や殺菌剤にも抵抗性が強いのです。
いったん細菌がバイオフィルムを形成すると、その洗浄や除去は容易ではありません。
解説
バイオフィルムの中には免疫細胞や抗生物質は入れません。 バイオフィルムの中の細菌や真菌は、免疫細胞や抗生物質では死にません。 消毒液も無効です。
いったん細菌がバイオフィルムを形成すると、その洗浄や除去は容易ではありません。 100℃の加熱処理や殺菌剤にも抵抗性が強いのです。
バイオフィルムの原因になる生物としては、自然界では、レジオネラ菌をはじめ、さまざまな微生物がバイオフィルムを形成します。
人体の中では、黄色ブドウ球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌、腸球菌、クレブシエラ菌、カンジダ属の真菌など、さまざまな病因菌が、カテーテル感染をはじめ、さまざまなバイフィルムの原因になります。
バイオフィルムの利用

まとめ
発酵食品も酵母や乳酸菌の複合バイオフィルムを利用しています。
発酵食品やヨーグルトは、腸内細菌叢の善玉菌のエサになりますから、これは健康に役立つバイオフィルムです。
解説
悪い話ばかりではありません。
人類は歴史の中で、バイオフィルムを健康に良い形で利用する技術を発明しました。
意外なことに発酵食品も酵母や乳酸菌の複合バイオフィルムを利用しています。
微生物が生成するバイオフィルムによって、安定した連続発酵、雑菌の排除、熟成、酢酸生産などが可能になります。
この発酵食品の伝統的な製法に、バイオフィルムが応用されているのです。
発酵食品やヨーグルトは、腸内細菌叢の善玉菌のエサになります。
このバイオフィルムは、ヒトの健康に役立っています。
腸内細菌叢(第3部)

(以上、文責 柳生)
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